源平も好し!的なヒノキの四角皿

試作で気づいた!嫌われ者が主役に!!
木材で「源平」と言うのは、主にヒノキの様な針葉樹の場合、芯材(=赤身)と辺材(=白身)の変わり目が極端で、柾目に製材した場合に一枚の板に赤白同居してししまった材です。
相容れぬ源氏と平家が同居してしまった状態で、材料としては嫌われる傾向にあります。
僕も製材後に極端な源平ははねておくのですが、この角皿を試作した時にその源平を使って見たら、ご覧の様に赤身と白身のコントラストが4枚合わさって一つの模様となり、むしろ源平であるべき!と感じた次第です。

これも「四方転び」の発展形
元の四角はほんの少しだけ菱形になっており、合わさると約7度の勾配(転び)になります。
裏面は頂点を丸く削ったので、アシとなり安定します。
中心のおへそは黒檀の丸棒を埋め木しました。

**仕様**
サイズは130×130×15ミリ(幅×奥行き×高さ)
主材質:天然木(ヒノキ)
接着剤:タイトボンドⅢ[FDA認可*1]
塗装(下塗り・中塗り):木固めエースECO(食品衛生法:器具・容器包装規格(370号)に適合)
塗装(上塗り):オスモウッドワックス(食品衛生法:器具・容器包装規格(370号)に適合)

***お手入れ***
食器洗い機の使用はお控えください。
使用(洗浄)を繰り返して、表面にざらつきを感じる場合はオスモウッドワックスを再塗布していただく事で綺麗に蘇ります。

****作者からの推し****
ヒノキは日本を代表する木であり、和を感じる素材でもあります。和菓子などにもお似合いかと思います。いかがでしょうか。

*1;FDA(米国食品医薬品局)で認可されている物はその適正な使用範囲において、我が国の「食品衛生法:器具・容器包装規格(370号)」にも適合する。

ご購入はこちらから↓

この商品に関係する読み物