源平も好し!的なヒノキの四角皿

4枚の四角い板材を接ぎ合せたヒノキの角皿です。中心のおへそは黒檀の丸棒を埋め木しました。
元の四角はほんの少しだけ菱形になっているので、合わさると約7度の勾配(転び)になります。。

木材で「源平」と言うのは、主にヒノキの様な針葉樹の場合、芯材(=赤身)と辺材(=白身)の変わり目が極端で、
柾目に製材した場合に一枚の板に赤白同居してししまった材です。相容れぬ源氏と平家が同居してしまった状態で、材料としては嫌われる傾向にあります。
僕も製材後に極端な源平ははねておくのですが、この角皿を試作した時にその源平を使って見たら、ご覧の様に赤身と白身のコントラストが4枚合わさって一つの模様となり、むしろ源平であるべき!と感じた次第です。

接着剤は硬化後耐水となる米国FDA認可のフランクリンタイトボンドⅢを、下塗り・中塗りに木製食器に実績のある木固めエース(国産、食品衛生法準拠)を用いていますので、耐水性も問題ありません。


**作者からの推し**

ヒノキは日本を代表する木であり、和を感じる素材でもあります。和菓子などにもお似合いかと思います。いかがでしょうか。


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